メルボルンにホームステイ♪普通の生活が自分の大きな財産になる
留学を決めると、海外滞在中に色々なことを学ばなければと思ったり、行く前にそれなりのスキルを身に着けておくべきだと考えることが多いでしょう。
しかし、状況によっても違いますが、現地の普通の生活をするだけでも、多くのことを学ぶことができます。もちろん、事前に語学力のスキルアップしておけば更により多くの経験ができるでしょうが、そのことにこだわりすぎてなかなか留学する気になれないのはもったいないですね。
今回は、高校生の時に留学して普通の生活が財産になったというSさんのお話です。
海外で普通の生活
私は高校の時、同じくらいの年の高校生の女の子がいるお宅でホームステイさせていただきました。
ほとんど現地の学校の授業を体感するということで毎日学校に行き土日は出掛けたり、親戚のうちに遊びにいったりということをして、いたって普通の生活を体験しました。
あとから考えるとこの普通の生活ということが自分の大きな財産になりました。
なぜなら、私にステイ先のファミリーは私に気を使わないし、友達として色々なことを話したりできます。また、他の家族も自分の生活をしているので自分で入っていかなければならずコミュニケーションの力が試されました。
発音や文法が苦手でも通じ合える
仲間になろうとしているのがわかったのか、何回も話をしているうちに私にはどのくらいのペースで話、どの単語がわかるのかを察してもらえ、笑い話に花も咲くようになってきました。
このときすごく感じたのは、行く前は発音やら文法やらをひたすら勉強していましたが、あまり関係なかったなとおもいました。
大事なことは楽しかったら楽しい顔をして表し、困ったら思いっきり困った顔をして相談にのってもらうなど、人間力を養うというかパッションというかそういうことなんだと学びました。
たくさんコミュニケーションがとれるように
よく海外が好きな人が言葉はあまり関係ないんだと言うようなことを言いますが、私はその事を体感できたのが大きな実りでした。
しかし語学力が必要ないのかというと、そういうわけでもありません。
日本の学校の授業で習うような文法は要らないけれど、できるだけ多くボキャブラリーを身に付けることは大事だと思いました。
伝えたいことが伝わらないのはやはり歯がゆいですし、語学力があればもっと深い話ができるのではないかと思います。
私も今度はもっと深く話をしたり交流できるように、少しずつ勉強しています。