【体験談】神戸北野異人館は異国情緒のある雰囲気が魅力♪パワースポットもあり!!
兵庫県の港町神戸にある北野異人館街は、JR三ノ宮駅の北口を出て、ひたすら北へぐんぐん坂を上っていくこと15分か20分です。
山陽新幹線の新神戸駅からの方が近くて、こちらは西南の方に向かって歩きます。
残念ながら狭い道で駐車場がないので、歩きやすい靴でひたすらウォーキングです。
異国情緒のある北野異人館
神戸は南側が瀬戸内海で、北側は六甲山脈という狭いところにあるのですが、この六甲山脈の山肌に近いところにあるのがこの北野異人館街なんですね。
HPをご覧になればわかりますが、とても趣のある洋館が建てられたのは明治時代で、幕末に兵庫が開港して以来、外国人の居留地となったところがここだそうです。
異国情緒があって素敵ですよね。
それで今も残っている洋館を公開しているのですが、曲がりくねった細い道ばかりなので全部回るのもけっこう大変、お好みに合わせてとか、季節のイベントが行われているなどでコースをあらかじめ決めておくといいかもしれません。
尚、入場チケットはセット販売もしていて、一部使わなくても期限なしでまた使えると受付のお姉さんが地図と一緒に必ず親切にすすめてくれます。
北野異人館のパワースポット
ところで、パワースポットというのはどこにでもあるもので、この北野異人館にもパワースポットと呼ばれるところがあるんです。
屋根瓦がうろこ状なのでうろこの家と呼ばれる館は、庭にボルチェリーノ(いのしし)のブロンズ像があり、鼻をなでると願いが叶うと言われています。
ここの二階では誰もいないのに笑い声や足音が聞こえるという話があるそうですが、窓からの眺めは瀬戸内海が見渡せて最高に素晴らしいです。
また、山の手八番館という館には、これに座って心の中でお願い事をすると叶うという、テレビでも紹介されたサタンの椅子があります。
左側が男性用と右側が女性用ということなので、間違えないようにしましょう。
テレビ放送の頃は行列ができていたそうですが、今はガラガラなので座り放題です。
サタンと言っても悪魔ではなく農耕の神様のことで、見える人によるとお年を召した妖精がいるそうです。
また山の手8番館の隣にある坂の上の異人館は中国領事館として使われていたことがあり、入り口に狛犬がいて、その間を通り抜けると幸せがやってくる、パワースポットだそうです。
そして細い道をずんずん行くと、有名な風見鶏の館もあり、クリスマスなどの季節にはイベントがあるということです。
他にも夜はパブになる英国館にはシャーロック・ホームズの部屋が再現してあるし、コスプレを楽しめるところもあるし、もちろんおしゃれなカフェなども色々あって、昔の開港したころの情緒を楽しめる場所だというのは間違いないと思います。
北野異人館の基本情報
改めてご紹介すると、北野異人館とは兵庫県神戸市の北野町山本通に多数残っている外国人の住宅のことです。
1977年に放送されたNHK連続テレビ小説「風見鶏」によって北野異人館として広く知られるようになり、今では一部が公開されて観光名所になっています。
そして北野町山本通は、「異人館通り」とも呼ばれています。
北野異人館街までは、神戸の中心地・三宮と元町から歩いて10分~15分です。
神戸北野異人館街公式サイト
https://www.kobeijinkan.com/
<北野異人館一覧>
公開されている異人館は、16館です。
- 風見鶏の館
- 萌黄の館
- ラインの館
- プラトン装飾美術館(イタリア館)
- 神戸北野美術館(耐震工事中のため休館中)
- 神戸トリックアート・不思議な領事館
- 山手八番館
- 洋館長屋(仏蘭西館)
- 北野外国人倶楽部
- 英国館
- うろこの家・展望ギャラリー
- ベンの家
- 坂の上の異人館
- 香りの家オランダ館
- ウィーン オーストリアの家
- デンマーク館
各異人館によって、入館料や定休日などは違います。
また、コロナの影響で休館や変更が出ることもありますので、公式サイトでご確認ください。