ジャマイカモンテゴベイ珍道中!気になる治安はどう?

レゲエの聖地であると言われるジャマイカ。
海もキレイで素晴らしいですし、レゲエ好きな方なら行ってみたいという方も多い観光地です。
しかし、治安が不安だという声が多いのも事実。
殺人事件が増加していたり、外国人が強盗や性犯罪の被害にあうなどの事件も発生しています。
ジャマイカ旅行の体験談も含めて、治安について触れてみましょう。
ジャマイカでハプニング(体験談)
大分昔の話になりますが、夏休みにエアーカナダを利用して、友人2人とカナダのオタワ空港経由でジャマイカのモンテゴベイに個人旅行しました。
オタワ空港に到着後、男3人での旅だったので、「何故ジャマイカに行くんだ?」と執拗に利用を聞かれ、当時あまり英語は得意ではなかった我々は身ぶり手ぶりで「レゲエが好きだから」とか「ビーチに行きたいから」とか説明しましたが、良からぬことを企んでいると思われたのか、最後は別室に連れて行かれ、解放されるのに1時間程度かかりました。
おかげでオタワでの1泊はゆっくりする事も出来ず、ただ寝るだけの翌日のモンテゴベイ行きのフライトとなったのです。
黒人のタクシードライバーがいっぱい(体験談)
そして翌日、モンテゴベイ到着。
空港のイミグレーションに蟹がいるではありませんか。
しかも1匹や2匹ではなく5~7匹。レゲエの国は蟹にも優しいんだなぁと笑ったものです。
その後入国を終え、とりあえず市内までどうするか迷っているとタクシー運転手ではない黒人が「タクシー?」と声をかけてきました。黒人はあまり慣れていなかったので躊躇していると別の黒人も「タクシー?」。
気付けば5人ぐらいのタクシードライバーもどきが周囲を囲み、市街まで歩いていけない距離でもなさそうでしたので、とりあえず歩くことに。道中も20~30人の黒人が車を止め「タクシー?」と。
この国は国民全体がタクシードライバーかと思ったほどです。
タクシー強盗被害もあるそうですから、気をつけなくてはいけませんね。
最初の2日ぐらいは黒人に慣れませんでしたが、そのあとは幾分慣れました。モンテゴベイはハネムーンの地という一面もあり、比較的物価は高かったです。
勿論、男3人で来ているグループは日本人・他国見ても我々ぐらいなものでしたが。
気になるジャマイカの治安はどうなのか?
ジャマイカを観光する際に、やはり治安は気になりますね。
モンテゴベイは、最も観光客が訪れるリゾート地で、比較的観光地近辺は治安が良いと聞きますが、スラム街もあって、危険な所も点在しているそうです。
首都のキングストンともなると、さらに治安が悪いとか…
また治安が良いと思われるところでも、観光案内詐欺などもあるようですね。
フレンドリーに話しかけてきて仲良くなり、地元を案内してくれると言いながらあとからお金を要求してくるなどのトラブルを受けたという人もいます。ジャマイカでは合法だと言って違法薬物の購入を勧める人もいます。
モンテゴベイで、素晴らしい海と観光を楽しんできたという人もいますが、万が一のことがあっては公開しきれません。
旅行すると決めたら、十分事前に調べておいて、注意を怠らないようにすることが大切です。
- 夜は外出しない
- いい人だと思っても、ついていかない
- 危険地域には近づかない
- 身分証明書として旅券のコピーを所持する。本物は安全な宿泊場所内に保管
- ひとり歩きしない。特に女性は少人数でも危険なことがある
- ゲットー(スラム街)には昼夜とわず近づかない
外務省の海外安全ホームページも確認しておきましょう。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2016T238.html#ad-image-0
レゲエが好きな人なら行ってみたいジャマイカ。
安全な旅をするためにも、自分自身で身を守るよう注意して行くようにしてください。