和歌山県熊野古道で見つけた世界遺産に登録された温泉「つぼ湯」 (口コミ・体験談)
晩秋の熊野古道を歩いて熊野大社を訪れてみたくて湯の峰温泉の民宿を予約。
湯の峰温泉と言えば、日本最古と言われる温泉です。
大阪からは阪和自動車道を走らせて3時間ちょっとで湯の峰温泉にたどり着けました。
目次
足がガクガク!熊野大社参拝へ(体験談)
民宿にチェックインして先ずは熊野大社参拝を目指します。
湯の峰温泉から熊野大社までは大日山を越えていく3kmの古道です。
これがかなりの山道で写真に載っていた木漏れ日の中にある熊野古道とは大違いで運動不足の身体には相当こたえました。
道幅は狭く岩がごろごろしていて所々でよじ登らなければならない様な段差もありました。普通なら肌寒い晩秋の熊野のはずなのに体中から汗が噴き出してきてタオルがびしょ濡れです。
やっとの思いで登り切ってしばしの平坦が続いたら次は下りです。
頂上付近で景色を楽しもうと周りを見渡すと紅葉も終わり冬支度をはじめた山々が連なっていました。
山々の景色は新緑も紅葉も良いですが冬枯れに向かう晩秋の景色もそれはそれで味わいのあるものでした。
山を登ってしまえば下るのは楽勝だと思っていたのはトレッキングの素人の浅はかさでこれがとんでもない思い違いでした。
登りは筋力がものを言いますが下りは膝への衝撃で負担が大きくなってガクガクしてきたのです。
念の為にと持参したトレッキング用のストックをつかって衝撃をやわらげながら何とか下りきった先には熊野大社へ続く綺麗に舗装され道が現れました。
熊野大社では苦労して大日山を越えてきての参拝だったのでお願い事もきいてもらえそうな気がしてきました。
世界遺産の「つぼ湯」は最高のご褒美だった(体験談)
参拝を終えたらまた来た道を戻らなければなりません。
でも帰り道は道程の様子が分かっているのも手伝ってか来る時に比べて身体が楽に感じました。
汗だくになって戻ってきた民宿で温泉を楽しもうとしていると近くに有名な温泉があると教えてくれた宿主。
それはつぼ湯と言われる浴場でした。
つぼ湯は、湯の峰温泉の公衆浴場で、温泉では唯一入浴できる温泉として世界遺産に登録されています。
説明によると、硫黄が混じるこの温泉は時間によって色が変わることで人気があるとのことでした。民宿から歩いて15分位のところに目的につぼ湯はありました。
小さな浴槽なので男女が時間によって分けられています。
たまたま男の時間だったのでさっそく入浴。
洗い場もなく景色も見えない岩をくり抜いたような温泉でした。
このつぼ湯は閉ざされた空間で純粋にお湯だけを楽しむ温泉でした。
大日山超えの熊野古道を往復したあとのつぼ湯は最高のご褒美!!
湯の峰温泉は昔ながらのひなびた温泉街です。
宿で楽しめる温泉もとても良いですが、せっかくなら世界遺産のつぼ湯にも行くといいでしょう。
一度訪れてみることをお勧めします。
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つぼ湯へ入ると無料で入れる! 「くすり湯」名前の通り源泉100%の濃い温泉
和歌山県 湯の峰温泉 公衆浴場(くすり湯) 記事アップ♪https://t.co/75Ny5Ru7zP香ばしいタマゴの香りが心地いい
源泉を冷まし 100%の濃い源泉を味わえる
湯の峰温泉はつぼ湯 あづまや くすり湯でぐったりでした pic.twitter.com/oCvIblw7li
— 秘境温泉 神秘の湯 (@hikyouonsen) 2019年9月4日
山越えでかなり汗だくでぐったりしてたので、つぼ湯に入る
殺されてから餓鬼として戻った小栗判官を、湯につけたら元に戻ったという伝説の湯
小さいけど熱々のいい湯で、こりゃ死人も生き返るわ
なんか蟹もいたけど、湯に落ちたら茹で蟹になっちゃうよな pic.twitter.com/d1fxVXtTCe— みわさん (@aceperegrine) 2019年9月5日
和歌山県田辺市
湯の峰温泉 つぼ湯 (世界遺産)
今日は待たずにすぐ入れました!
入浴前は底の砂利が見える程、半透明だったけど、入浴後はブルーの濁り湯に変色。硫黄臭ぷんぷんで、浴後はぐったりです😵💦 pic.twitter.com/JsSKfgWuNq— ちぇりっぷ (@chelip4126) 2019年3月2日
湯の峰温泉のおすすめ宿
湯の峯荘
最安料金(目安);10,800円~
2つある人気の家族風呂も貸し切りは無料。
サービス・食事ともに良好と評価の高い温泉宿です。
よしのや旅館
最安料金(目安);6,480円~
温泉を使った創作料理!
24時間かけ流しの湯で、貸切露天風呂もあります。
伊せや
最安料金(目安);10,560円~
つぼ湯の受付がすぐ隣で立地条件が最高
コスパの良い宿希望の方や、つぼ湯・熊野巡り目的の方におすすめ
湯治目的の宿のため、食事が仕出し弁当でテレビもなし。